びぎなーずはっく

初心はなるべく忘れない方がいい

望廊杯4thの歩きかた

 

ご無沙汰しております。半年ぶりの更新です。

望廊杯オフシーズンはワンピTCGでドン!! カードを増やしたり減らしたりしながら店舗予選挑んでいたのと、mtg(パイオニア)を初めて不死鳥飛ばしまくったりしてました。

 

そんなことをしている間に望廊杯4thのレギュレーション発表。からの柿落としとなる池袋トライアル開催。波動を感じるデッキも見つからぬまま使い慣れたティアーブレイクデッキ(ティアーブレイク抜き)を持って行ったらまさかの優勝してまいました。ずっと続けてると良い巡りの日がやってくるもんですね。

 

せっかく優勝してゴキゲンなのでデッキの簡単な説明でも、と思うのですが今回はその前哨戦として個人的な今環境の初期考察からしていきたいと思います。

 

 

【ざっくりおさらい:望廊杯3rdと4thの違い】

・カードプールに1st追加

・元祖プランジャーに禁呪1が付与された上で完全リーガル化。

制限カードなし。結果として前回よりもパワカの数は総合で増加傾向。

・デッキ枚数は40で固定。山札切れの可能性も考慮。

・↑の影響で試合時間も30分に戻る。

・超常現象対策本部がエラッタされて解禁(なんか元より強くなっとる)

 

 

解禁されたカードを1枚1枚見ていくのは面倒なので、各カードが採用されていそうな上位デッキをレビューしていくことにしましょう。

 

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△:強化

ー:総合して変化なし

▼:弱体化 という感じでのレビューです

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【赤単マキリ速攻:△】

赤衝撃が投獄されたものの、みんなの主人公であるマキ公が制限から無制限へカムバック。

しれっと《前・全軍突撃》が望廊杯では初のリスト入りを果たしており、このシーズンで何体のユニットを踏み散らかすかが個人的な注目ポイントです。

 

【フレアロード:△】

ツユシバ、ブラックナイト、修羅の騎士が投獄された代わりにあのアホ火力カードが解禁。マキリとセットでテンポを取りやすくなったほか、2ターン目に出たハナクイドリが爆速で殴ってマキリとヤガスリの両面を押し付けるムーブも。やられる側からしたらたまったもんじゃねえな。

 

【赤青補給急襲:△】

補給系デッキの永遠の親分が出所。2ndの軽量ベースやラム酒との邂逅が環境にどう影響を及ぼすのでしょうか。望廊杯3rdで爆誕したフレア混合型もパワカマシマシで火を吹く...かもしれない。

 

【赤緑ロキ:ー】

補給系ファッティということで融解が復活。しかし流石にバイオブラスターは許されなかった。タッチ黒でルドルフを絡ませるのも夢がありますね。

 

【黒単スージー:▼?】

天敵ガロンは後述の通り勢力を弱めているものの、赤が活気を取り戻したことで墓地焼きや速攻への警戒が必要に。さらに今環境は去年より上位デッキのメタが読みにくく、除去札をどのレンジに寄せるかが定めにくいのも若干気になるところ。

1stセンチュリー黒の最強カードの一角《シャドー・ソウル》を乗りこなすことができるのか!?

 

【黒単ヘル:▼▼】

誉れは3rdで死にました。

 

【白黒サイクロプス:ー】

好きな禁呪3発表ヴァンパイアが解禁されたので、好きな耐性発表ドラゴンとか好きな対象2000点発射ドラゴンとか好きな縦横破壊ドラゴンをいっぱい出せるようになります。

好きなユニット破壊ソウルにだけ気を配り続けなきゃいけないんですけど。

 

【白黒幽霊屋敷:▼▼】

主砲墜つ。勝ち筋が消えると流石に厳しいんじゃないか。

 

【デビルクロック:?】

極悪時計こそ釈放されたものの、時代を作り上げた悪友たちは大体3rdセンチュリーのカードなのでデッキとしてはションボリ気味。ただ単純に書いてあることはヤバいので新しい無限ループで食って行ったりするかもですね。

 

【青単隊列:△】

ナナミン侵略者の一撃が釈放。いっぱい時間外労働してもらいましょう。

とはいえドロップス、アナ、魔剣勇者がBANされてしまったので以前のような通り魔的ゲームメイクは難しめな印象。1stの新星細波ちゃんを使ってどう対戦相手を壊せるか、隊列テクの見せどころです。

 

【青緑ガロンウッディ:ー】

前期では、突然の隊列召喚ストレートを決める【ガロンウッディレイズ】や、デッキを50枚まで太らせてガロンとウッディを引き込む確率を極限まで下げた【理論派ガロンウッディ(通称:理論ウッディ)】が爆誕するなど、ガロンウッディ学会は活発な一年でした。

レギュにもテコ入れが入った今期、デッキ枚数40枚が吉と出るか凶と出るか?いやまあもともと40枚なのが普通なんですけど。

《シャボン玉のフェアリー》が新たな1コスト初動として参戦することで、七色(五色)の旋風を巻き起こすことが期待されます。

 

【青黒スカイロード:△】

キャラのズッ友である侵略者の一撃が釈放。

超常現象対策本部で自分と相手プレーヤーの脳を同時に対象に取って破壊することが可能になったぞ。

 

【青黒クレバス:△】

みんなだいすき《欲望の連鎖》が望廊杯環境に初登場。

白単が後述の通り勢力を弱めているのでダイエットの恐怖に怯える心配もあまり無い(気がする)。

いっぱい山札に戻して、いっぱいドローして、いっぱいLOしましょうね。

 

 

【白単フェンリル:▼】

聖域と化していた白単にも今回ついにメスが入った結果釈迦ラートに。

双子の妹の《ブル・ショット》ちゃんはたまに忠犬を墓地送りにするドジっ子です。ぜひ応援してあげてね。

黒単同様にメタの張り先がバラけるので構築難度も高そうに見えます。

 

【緑単ガロン:▼】

バニフラのBANはまあそこそことして、マキ公ナナミンの復活はあまりにも強い逆風。というか望廊杯3rdが追い風過ぎました。

7000ダメージの刃を避け、パワー無限の時間外労働を耐え切った先に見えるのは...?

 

馴染みのあるデッキタイプでいうとこんなもんでしょうか。実際はもっといろいろあるんですけども。

主要デッキをレンジごとに並べ替えるとこんな感じでしょうか(※諸説あり)

 

 

ざっと並べただけでも相当デッキ種類ありますね。望廊2ndや3rdは1-2種類のトップメタがずっと睨みを効かせていたのと比べると、望廊1stの初期を彷彿とさせるような散らかりっぷりが伺えます。

 

そんな中で、なぜ今回池袋トライアルでは青単ティアーブレイク(ティアーブレイク抜き)が優勝することができたのか?

ぶっちゃけ結果論ではあるんですが、結果論なりの考察を交えながら次回のお話としたいと思います。

 

ではまた!!